上咽頭炎の症状と3つの原因
慢性上咽頭炎になって、喉に粘性の高い後鼻漏が出てくるようになると、精神的にも辛くなり、焦ったり、悩んだりする方も多いと思いますが、上咽頭炎とはどのような症状で何が原因になるのかを冷静に理解し、それから治療に向けて努力していくべきだと思います。
そのためには、まず上咽頭炎、後鼻漏になる原因と仕組みを理解することが大切です。
あと治療にあたり、鼻腔内、咽頭内の構造についても把握しておく必要があります。
風邪、副鼻腔炎、上咽頭炎の判断は、初めての方にはなかなか区別がつきにくいので、その見分け方についても説明しますが、今回のメインは上咽頭炎、後鼻漏になる原因と症状について詳細に解説していきたいと思います。
上咽頭炎の症状とは?どんな病気なのか?
上咽頭炎の症状
上咽頭炎の症状とは、血痰、後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が流れる)、鼻とのどの間の痛み、喉の違和感、のどが乾いた感じ、頭痛、倦怠感等になります。特に後鼻漏については、風邪を引くと副鼻腔炎でも発生するため、副鼻腔炎か上咽頭炎かの判断が分かれます。(副鼻腔炎については、別途解説)
上記症状が運良く1~2週間で治れば、急性上咽頭炎と言えます。急性期には発熱症状がみられることもあります。
逆に慢性化すると、患部がずっと炎症を起こしている状態になります。これが、いわゆる慢性上咽頭炎です。
アデノイドに炎症があると、IgA腎症の原因になったりもしますので、注意が必要です。
上咽頭の場所、上咽頭はどこにあるのか?
上咽頭のある場所ですが、口を開けた時に見える「のどちんこ」(専門用語で口蓋垂(こうがいすい)、および扁桃(口蓋扁桃)の上後方の部位でして、肉眼で直接見ることができません。
上図の赤い部分が上咽頭部分です。
口を開けても見えない部分にあるため、上咽頭炎は耳鼻咽喉科で内視鏡などの検査を行わない限り診断ができない病気です。上咽頭炎は慢性化することも多く、原因を特定するためにも、まずは上咽頭炎に詳しい耳鼻咽喉科を受診することをお勧めします。
上咽頭炎になる、どうゆうことなのか?
上咽頭部、特にアデノイドの部位にウイルスや細菌が感染すると、上咽頭炎が起こります。また鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏粘液が上咽頭に流れてくることによっても上咽頭炎が起こります。
上図の赤い部分が上咽頭炎になる場所です。
特に冬は乾燥しており、鼻やのどの粘膜に存在する線毛の動きを弱らせます。
線毛はウイルスや細菌などの異物を体外に排除する働きがありますが、線毛の動きが弱るとウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなりますので、上咽頭炎にかかりやすくなります。
風邪と上咽頭炎の区別、見分け方
通常の風邪と上咽頭炎の区別に関してはなかなか難しいものがあります。
一般的には、風邪の症状とほぼ同じような感じになります。つまり熱が出て、痰が出て、咳が出て、くしゃみも出たりして、体がだるくなったり、寒気がしたり、関節が痛くなったりするような一般的な風邪の症状です。
一方、上咽頭炎は、風邪の上記症状は無い、または治ったのに、ネバネバした後鼻漏が続いていたり、のどちんこの裏側にヒリヒリした痛みがある、血痰が出る場合です。
特に後鼻漏の苦しさで、なんか風邪と違っておかしいなと感じます。
上咽頭炎の引き金になっているのは、風邪の場合も多々あるので、まず基本に立ち戻って風邪についてもおさらいしておきましょう。
風邪の原因
我々が一般的に呼んでいる「風邪」とは、正式には「風邪症候群」といって、鼻や喉から発生する急性炎症のことを指します。その原因としてはウィルスや細菌が粘膜に感染して炎症を起こすことに始まります。
風邪の原因となる微生物に関してですが、80%から90%はウィルス、その他に細菌やマイコプラズマクラミジアなどと言われています。
つまりほとんどのケースではウイルスが原因です。
ウィルスと一口に言ってもその数は200種類以上あるため、本当にその風邪の原因を確かめるにはウィルスを分析してみないとわかりません。有名なウィルスの1つが、インフルエンザウィルスです。インフルエンザウィルスのほかには、RSウィルス、コロナウィルス、アデノウイルス、エンテロウィルス、アイノウィルスなど非常に多くのウィルスがあります。なかにはウィルスの名前を特定できない場合もあります。
まとめると、風邪の原因のほとんどは「ウィルス」になります。
ウィルスと細菌の違い
余談ですがウィルスと細菌は別物です。
ウィルスと細菌の違いをとても簡単に言うと、細菌は糖分等の栄養と水と温度があれば自分自身のみでどんどん増殖することができます。
細菌について
細菌の大きさは光学顕微鏡で見れるサイズの大きさです。
1674年にオランダのレーベンフックが顕微鏡で細菌を発見したことが始まり、フランスのパスツールや、ドイツのコッホが細菌の研究に大きく寄与しました。
病気を起こす細菌で有名なのは、結核菌、大腸菌、黄色ブドウ球菌、白癬菌、コレラ菌、ボツリヌス菌、梅毒を引き起こすスピロヘータと呼ばれている細菌です。
ウィルスについて
ウィルスは単独では生存できず、生きた細胞の中でしか増殖できません。そして、生きた細胞と言うのは要するに他の生物の中の細胞に入り込み、その中で増殖を繰り返していきます。
ウィルスで有名なのがインフルエンザウィルス、ノロウィルス、コロナウィルス、エイズウィルスなどです、皆さんもよくニュースでこれらのウィルスの名前を聞いたことがあると思います。
なお、ウィルスには抗生剤が効きません。その理由は後で説明します。
まず先になぜ細菌に抗生剤が効くのかを説明します。
抗生剤が細菌に効く理由
世界初の抗生剤は青カビの中から発見されました。その名はペニシリン。抗生剤、つまり抗菌薬としても大変有名です。私も昔、仁(JIN)というドラマを見ていた時に南方先生が、青カビからペニシリンを抽出して、梅毒の治療をしていたシーンを見ましたが、大変印象的でした。
あのペニシリンは、“細菌”に対して有効だったということになります。
細菌には細胞壁があります。この細胞壁によって、細菌はその形を保つことができます。
なぜ抗生剤が細菌に対して有効なのかと言うと、この細菌が持っている細胞壁を抗生剤が破壊することによって、最近は細胞壁を新たに作ることができなくなり溶解してしまいます。一方で、人間の細胞には細胞壁が存在しないため細胞壁の合成を阻害しても人の細胞には影響がありません。
細胞壁合成阻害薬といいますけれども、抗生剤はこのような形で細菌だけをターゲットにしてやっつけることができます。
抗生剤がウィルスに効かない理由
よく風邪を引くと内科に行きますが、その際に抗生剤をもらうことが多々あります。多くのケースではクラリスロマイシン200ミリグラムと言う製剤が処方されると思います。
すでに説明した通り、一般的に風邪の原因の80%から90%はウィルスになります。
ウィルスには細胞壁が存在しません。
ウィルスは、DNAまたはRNAと言う遺伝子が1日本入ったカプセルのようなとても単純な粒のような存在です。
つまり最近のように細胞壁があると言うわけではなく、人間の細胞に入り込んで、人間の細胞の持っているDNAやRNAの増殖機構を借りてウィルスを増殖させます。簡単に言うと、寄生虫のような存在になります。人間の細胞に入り込んでしまうために、先ほど説明したような抗菌剤を使用して細胞壁を壊してしまうといった効能には全く意味がありません。
人間の体は、最近に対しては白血球の中にある好中球と言う細胞が活躍して体を守りますが、ウィルスの場合は主にリンパ球が体の防御に当たります。いずれにしても、風邪をひいた場合、200種類以上あるウィルスの中からピンポイントでそのウィルスに対応できるようないわゆる後ウィルス薬と言うものはほとんど種類がありません。有名なところではインフルエンザウィルス薬やヘルペスウィルスに愛する軟膏です。
一般的には風の場合は、我々人間の体が自ら持っている抵抗力、具体的にはリンパ球が活躍して、体の中にいるウィルスをやっつけることになります。
ですので、内科でもらう風邪薬と言うものは、石を抑えるための薬や、熱を下げたり、頭痛を抑えたり、端を出しやすくするような、風も辛い症状を和らげる対症療法的な薬を処方されるのが一般的なケースです。
上咽頭炎になるケース
ウィルスと細菌の違いについては、上記説明でよくわかっていただいたと思いますが、上咽頭炎になるケースは、いわゆる風邪を引き起こす原因のウィルスが、上咽頭の部分に付着して炎症を発生させている状態になります。主な原因としては以下の3つになるでしょう。
上咽頭炎になる3つの原因
1.風邪などによって、アデノイドにウィルスや細菌が侵入
2.乾燥による線毛機能の低下で、抵抗力が低下
3.疲れやストレスによる免疫力の低下
誰もが上咽頭炎にかかるリスクがあります!
IgA腎症について
IgA腎症とは、正式名称が「慢性糸球体腎炎」と言い、糸球体に慢性的な炎症が起こるために、血尿・蛋白尿を認める疾患です。
糸球体とは、毛細血管が糸玉のように球状に集まったものです。腎臓の皮質にあり,ボーマン囊(のう)に包まれて腎小体をつくります。血液を濾過(ろか)し,血球やタンパク質以外の成分はボーマン囊へ押し出されて原尿となるものです。
慢性的に糸球体の炎症が続き(持続性の血尿・蛋白尿)、徐々に糸球体が硬化することにより、腎機能が低下(老廃物の濾過ができなくなる)してしまいます。
上咽頭炎のまとめ
直接目に見えない場所にできる疾患であり、なかなか原因が特定しにくい病気と言われています。
ただ、ネバネバした後鼻漏が続いていたり、のどちんこの裏側にヒリヒリした痛みがある、血痰が出る場合は、上咽頭炎になっている可能性が高いです。上咽頭部に違和感のある方は、まずは耳鼻科に行って内視鏡で診察してもらってください。
頑張って治していきましょう!
Bスポット治療に使える薬剤
ディスカッション
コメント一覧
初めまして
私は6か月前からです
痰の中に血を見つけたのを発端に何が原因かわからず、病院巡りをしたり、インターネットで探したりとすっきりしない日々を送っていました
私もいろんな事を試しましたが、これというものはまだ見つかっていません
bスポットも20回位しましたが、舌が黒くなってしまう始末(多分カンジダ)
西洋薬はやはり効果なし
今はしんいはいせいとうを試しているところです
スチームは私にはいまいちでした
鼻うがいはすっきりするものの、やり方が悪いと気分まで悪くなる時があります
一時的にめまいが出たこともありました
起きた時は喉が痛かったり、少し乾燥していたり、でも呼吸は楽です
夕方になると背中のあたりが凝ってきます
一番嫌なのは血が混じるということ
それだけで気分が降下します
あと呼吸がスムーズにできないような感覚になること
気分が低下してきます
自律神経と関係があるような気がします
レントゲン、ファイバースコープは異常なし
今度、東京の厚生病院に行ってみようかと考え中です
おすすめの病院、治療法などあれば是非教えていただきたいです
宜しくお願いします
毎日、血が出るということで、他の科の受診はしたほうがいいでしょうか?
溝口さん、こんばんは。ひろゆきです。
ご返信遅くなりましてすみません。
メッセージを読ませて頂き、以前の私と似たような症状だと感じました。
私も血痰が出た時にいろいろ調べましたが血痰が出る場合、
①上咽頭部、②副鼻腔内、③声帯部、
このうちのどこかに問題があるのだと思います。
一番あり得る可能性としては、①上咽頭部に炎症がありそこから出血して痰を混ざって血痰になっているパターンです。血痰の原因はレントゲンでは分かりません。
ファイバースコープは、どこを見たのでしょうか?私も何度か上咽頭部を見てもらいましたが、血痰は常に出ているわけではなかったので、出血しているタイミングで診てもらわらないと、異常なしと判定されてしまいます。
Bスポット治療の効果が無かったとのことですが、
治療してもらったスポットの場所ずれていた可能性があると思います。
もちろん、今の状況では西洋薬は効果なしだと思います。
②の副鼻腔内に問題があり、そこからの出血も考えられます。
あまり想像したくありませんが、上顎洞癌の可能性も一度考えてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%A1%8E%E6%B4%9E%E7%99%8C
③喉をよく使うお仕事の場合は、喉から出血してそれが痰と混ざるので、血痰が出るという現象もあると思います。
痰に血が混じると、かなり精神的にダメージが出ると思いますので、
自律神経が乱れて、背中が凝ったり、気分が悪くなったり、呼吸が苦しい感じがしたりする。気分が悪くなると、めまいがしているような感じにもなります。
溝口さんの状況は、私も経験したので、よく分かります。
背中が凝るというのは、気分の悪さから姿勢が悪くなっているのが原因かもしれません。
ご質問ですが、鼻血は出ますか?
血痰の頻度は、1か月でどのくらいありますか?
血痰に臭いはありますか?
血痰は鮮血系ですか?それともかさぶたのようなものが混ざっていますか?
お勧めの耳鼻科ですが、杉並区にある笠原耳鼻咽喉科クリニックをご紹介したいと思います。http://www.qlife.jp/hospital_detail_568576
上咽頭炎に詳しい先生です。
あと、今度このブログにも書いていきますが、咽頭鉗子を使用して自分自身で上咽頭部で炎症を起こしている場所を特定する方法を説明していきますので、もう少しお待ちください。
今後ともよろしくお願い致します。
丁寧なご返事ありがとうございました
書き忘れましたが、私もこの4年の間に上奥歯の痛みがあり、副鼻腔炎が原因でした
その時はクラリスで治りました
先週、神尾病院と厚生病院へ行ってきました
両方、鼻も喉もきれいだということ
神尾病院は喉が少し赤いというだけで漢方薬を処方され、厚生病院では消化器科への紹介状をもらいました
ご質問ですが、鼻血は出ますか?
全くでません
血痰の頻度は、1か月でどのくらいありますか?
ほぼ毎日です
血痰に臭いはありますか?
ありません
血痰は鮮血系ですか?それともかさぶたのようなものが混ざっていますか?
以前は糸のようなかんじ
今は黄色、茶色の痰に混じっているようなかんじです
かさぶたはないです
鼻うがいをすると痰のからみがなくなり楽になります
出てくるのは粘性の透明な痰?
おおきな鼻いびきをかくためか、起きた後の喉に乾いたような、痛みのようなものを感じます
今は口にテープをはり、濡れマスクで寝ている状況です
2週間後に筑波大病院での診察の前にせめて血痰が出なくなれば、と思います
病院教えていただきありがとうございました
田井耳鼻科に何度か行ったのですが、遠かった為、近所の耳鼻科へ通っていました
この6か月、私もいろんなことをやってきて消耗している状態なのでひろゆきさんの記事を見つけた時は本当に嬉しかったです
こうして返事もいただき本当に感謝しています
私も医療関係者なのですが、医者選びがこんなにも難しく、医者によって言うことが違うのかということに疲れました
bスポットの記事をお待ちしています
重ね重ね本当にありがとうございました
溝口
追加です
血痰は大体1日一回
以前は朝起きてから午前中が多かったのですが、
今は食後に痰が絡み始め、午後が多いようにおもいます
私もこの症状になって体重が4キロ減りました
最近は益々、食欲もなく困っています
ちなみに今は咳は殆ど出ません
溝口さん、こんばんは。
ご回答、拝読させて頂きました。
症状を読んで推測するに、冬場の乾燥した空気+睡眠時のいびきによる振動のダメージが喉、もしくは上咽頭部の出血原因なんだと思いました。
血痰に関しては、私もしばらく出ていた時期がありましたが、確か冬場に出ていた感じでした。湿度がアップすれば、自然と治まってくるかもしれません。黄色と赤い血の痰が混ざるのは、いわゆる風邪でばい菌が死んだときの痰と上咽頭炎の炎症で出ている痰が混じっているケースです。私も色が混ざってオレンジの痰が出ていました。
私の症状と似ているので、恐らく溝口さんは慢性上咽頭炎なんだと思います。但し、ストレス等の影響によってちょっと重い上咽頭炎になっている可能性があります。
筑波大病院で先生に詳細に説明して、上咽頭部をしっかり観察するように伝えてみてください。
あと自己治療については、時間を見つけて書いていきますので、頑張ってこの病気を克服していきましょう!
丁寧な回答をありがとうございました
もう少し頑張っていけそうなきがしてきました
一番恐れているのはガンなんです
その可能性がなくなればストレスも減ると思います
状態がどんどん変わっていくので、よくなっているのかどうかが分かり難く、風邪、アレルギーが絡むと何が原因なのか益々わからなくなります
なるべく他の病気を抱え込まないようにも注意していかないとだめですね
精神状態を保つためにやっていたことがあれば又記事にして書いていただければ嬉しいです
ちなみに私は気逆散、半夏厚朴湯、軽い安定剤を服用しています
あとフラワーレメディも使っています
溝口さんへ!
関東に住んでるなら、是非、品川にある青山セントラルクリニックに行ってみて下さい。
新村様、情報ありがとうございます
ひろゆき様、このようなサイトを作ってくださってありがとうございます
おかげさまで以前より良くなっています
溝口さん、こんにちは!
良かったです!頑張ってください!
新村さん、情報ありがとうございます!
良い病院情報は共有したいですね!(^^)
はじめまして
私は一週間くらい前から、喉に鼻水みたいなものが流れ落ちたり、痰のようなものが絡み付いたりするような感覚を感じます。
ただ風邪でもなければ鼻水も出ないし、痰も出ません。
鼻水がつまっていると言う感覚もありません。
ですが、時たま鼻の奥から痰のような異臭を感じます。
唾を飲み込んだときは喉に変に違和感を感じます。
一度夏辺りに似たような症状を感じてはいたのですが、一時的によくなり、また再発しました。
山口さん、こんにちは。
まさに上咽頭炎だと思います。
ただ、異臭を感じることについては、少し調べる必要があると思いますね。
普通の上咽頭炎では、臭くなりませんので。
異臭の原因が上咽頭にあるのか? それとも膿栓なのか?を切り分ける必要があると思います。
吐き出した痰の臭いをチェックしてみてください。血が出ていないかもチェックして下さい。
もし痰が臭い場合は、上咽頭内で重篤な炎症が起きている可能性がありますので、専門家に診てもらう必要があると思います。
お大事にして下さい!
上咽頭の違和感で調べていたら此処に辿り着きました。
私の場合、1ヶ月前から喉の上に粘りのある鼻水が張り付くのと軽い吐き気、後頭部から首筋にかけての頭痛 上咽頭の乾燥で困っていました。臭くは無いので副鼻腔炎では無いような気がしますが。
耳鼻科に行っても喉に炎症は無いと言われ、脳外科も視野に入れておりました。
このサイトを見かけて上咽頭炎の可能性が高いのかなと感じました。
これからも情報お願い致します。
助かりました。
あきちんさん、こんばんは。
脳外科まで視野に入れていたとは、かなり深刻な状況だったんですね。
きっと上咽頭炎なので、Bスポット治療で治せるように頑張ってください!
私も(62歳)6月から風邪症状が治まりかけた後、喉えのへ張りツキが酷くなり、ストレスと呼吸困難な様な症状に悩まされ耳鼻科で治療抗生物質2ヶ月治らず、
この間色々試したけど(チクナイン・ハナノアうがい・半夏コウボクトウなど試したけどダメ・ホットシャワーは良い)駄目で・Bスッポット治療のある所に変えて2ヶ月治療で綿に血が付かなくなり10月に8割ぐらい症状が軽減一旦は終了となりました。
それ以降口呼吸しない様に、口テープとマスクをして寝る事を心がけて生活して来ました。
しかし、喉えの少し粘りのある塩分混じりの鼻水か唾液・らしき液が出るのは収まらず、半年がたち年末に再診で、それなりに荒れていますねと言われ再度鼻からファイバーで塩化亜鉛をし、1月初旬に又行こうと思っています。
完治の難しさを思い知らされています、根気良くやらなければ成らないのですかね、コメントの中で自分でやるアストリンゴゾールうがいも書かれていましたが、購入も難しいし・塩化亜鉛の点鼻を書いていた本「の中に広範囲に及ぶ症状と免疫の関係が起因する内容の」もありましたが一般入手困難とお手軽体験できれば良いのですがx、しかしこのヒロユキさんのブログ良いですね、皆さんの参考と勇気に貢献していると思います。これからも参考にさせて頂きます、ありがとうございます。
ミキシノさん、こんばんは。
ブログ、参考頂いてありがとうございます。
Bスポットで結構いい線まで治療が行くのですが、ほんと完治するには結構根気がいると思います。
でも、続けていけば、いつかゴールにたどり着くと思いますので、みんなで頑張りましょう!
ずっと気になりながらも何十年も過ごしてきたので、このページに到達して、嬉しく思っております!
私は、かなり昔から、喉の奥にカサブタのような、かたいハナクソのような血の混じったものが へばりついたりしていることがありました。
その度に、舌を奥の方に這わして、舌の先で 剥がしたりしています。
調子の悪い時は、1日1回は出来るので、剥がしたりしてますが、忘れて放っておいているうちにできなくなっていたりもします。
これは、慢性上咽頭炎になるんでしょうか?
確かに、できてる時はたいがいネバネバした鼻水のようなのが喉の奥に流れ落ちてる感じがします。
喉の奥のカサブタみたいなのができて気持ち悪い以外は、特になにも症状もないのですが、治療を行った方がいいのでしょうか?それとも放っておいてもいいものでしょうか?
ご回答いただければ大変ありがたいと思い、質問させていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
たみりんさん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
症状を拝見しましたが、すごい特殊な症状ですね。
喉の奥にカサブタのようなものが付くのは、上咽頭炎の症状とはちょっと違う感じがしますが、一方で上咽頭に炎症があると、そこから出血して固まったものが落ちているとも考えられます。
「できてる時はたいがいネバネバした鼻水のようなのが喉の奥に流れ落ちてる感じがします」
ということは、上咽頭部、もしくは副鼻腔内から出ているんだと思います。
放っておいても自分で大丈夫な状態であれば、現状様子見で良いと思いますよ。
私もタミリンさんのような症状でかさぶたのような硬いものに血が混じっています。喉に落ちてくると、とても嫌な感じで舌を使って取り出したり、うがいでだしたりしています。月に3回ほどあったりして、常にのどは痰が絡んだ感じです。
はじめまして。
わたしも最近上咽頭炎の症状に悩まされています。病院に行きましたが、なかなか治らずいい病院はないかと調べてここにたどり着きました。もし岐阜や名古屋辺りでいい病院がありましたら教えてください。
金森さん、こんばんは。
コメントありがとうございました。
うーん、さすがに岐阜、名古屋はわかりません・・・
誰か、岐阜、名古屋近辺で詳しい方いらっしゃいませんか?
ちなみに「よくわかる最新療法 病気が治る鼻うがい健康法」の本には、全国でBスポット治療をしてくれる病院が書いてありますので、参考にしてみてください。
こんにちは
相談したいことがありますが、
水曜日の朝微熱を出し食欲不振、のどの痛みがありました(まだ激痛までの痛みはなく声がかすれる程度)、昼から熱が39℃まで上がり、夜はずっと38℃のままさがらず、翌日は一日中微熱が続き後頭部の痛みがありそのつぎの日のどが痛くて夜なんども口の中に水を含まないと我慢できない痛みです。
生姜湯など飲み一時的に痛みは緩和されましたが、一時してむせて鼻水が出たのかなと思いティシュを取ろうとした瞬間口の中に十円玉くらいの大きさの血が(鮮明な)混ざったたんが出てきました
どうなってるんだと思い口の中を見てみるとのどの奥に赤いブツブツが出来ていて、でも扁桃腺の腫れはなく恐怖になり、色々調べてみるとポリープやら癌などの書き込があり怖くなりました。
耳鼻科にいきたいんですが、どのような状態か知りたいです。
ゆっきさん、こんにちは。
ご返信遅くなりましてすみません。
年齢いくつか分かりませんが、50歳未満で且つ非喫煙者であれば、癌の可能性はまずないと思いますよ。
風邪を発端に、リンパ小節に炎症が起きているんだと思います。出血は炎症による粘膜のダメージですね。
急性の咽頭炎なんだと思います。
加湿器を使って湿度を上げて、マスクを着用して喉を守って下さい。
あとは栄養あるものを食べて、ビタミンCも多めにとって、安静にしておけば治ると思いますよ。
ひろゆきさんこんばんは!
連日、上咽頭炎について調べていたらたどり着きました。こんなにたくさん同じ症状の方がいるなんて、、しかも詳しいご説明ありがとうございます、
私は10年ほど前、頻繁に高熱を出してはロキソニンで解熱したりフロモックスを処方されてお仕事をしていました。ある日、なんだか左の鼻から鼻水が少しのどに落ちてくるのに気付き、それまでほとんどかかったことのない耳鼻科にいきました。
副鼻腔炎かな、と思いオソルオソ聞くと、レントゲンを見ても蓄膿症というほどでもないです、ストレスをためずにゆっくり休んでください、とフロモックスとムコダインを処方されましたが、症状が治るとちゃんと飲みきらずやめてしまっていました。
それから風邪をひくたびのどの痛みと大量の鼻水が出ては耳鼻科に行き、同じような処方をされ、風邪が治ってもずっと左の鼻から鼻水が喉に落ちてくるので、口から吐き出していました。
二年前、とてもいいと聞いた耳鼻科にいき、初めてマイクロスコープで見てもらい、上咽頭炎だということを知りました。細菌も採取してもらいました。
お医者様は、Bスポット治療か、共存しかないですといわれましたが、細菌を採取する際も、綿棒がのどに当たる前にえずいてしまい(戻しそうになり)、鼻から採取してもらったので、とてもじゃないですが毎回患部に塗布してもらうなんて無理だと思い共存を選んだのですが、
やっぱりやっぱりどうしても毎日気持ち悪くて、治したいです。
Bスポットはとても痛いと聞きましたし、何より塗布まで至らない、嘔吐してしまうのではないかと思い、挑戦できません。
今、また別の耳鼻科で事情を話し(年配の先生です)、メイアクトを処方され三日たちましたが今のところ効果はありません。先生は5日様子をみて、さらに別の薬で菌をたたきたい!と言われていますが、どんな薬も効かないのなら、無駄に化学物質を体内に入れるのもイヤで、悩んでいます。
できるだけ西洋医学に頼りたくないので、サプリメントもたくさんのみました。漢方はまだためしていませんが、お茶ものみました。ネットで宣伝されている、食塩水を霧状にする機械も買いました(まだあまり効果を実感できていません)
Bスポットしかないのでしょうか、、、
ちゃんかなさん、こんにちは。
メッセージありがとうございました。
ブログの本文に回答しましたので、ご覧ください!
引き続き、よろしくお願い致します。
不安です。
42歳女です。先ほど夜のうたた寝をしており、痰が溜まってくる気持ち悪い感覚で目覚め痰を吐き出すと、赤い血が混じっており、その後痰が切れるまで数回吐き出したのですが、1回目赤、2回目少し薄くなった赤、3回目よく見ないと分からないぐらいの薄く赤、その後は透明の痰にもどりました。昨日から痰がたまる感覚があり、気持ち悪いのですが、何でしょうか。病院に、かかるなら何科に行けばいいのか。
不安です。助けてください
めめさん、こんばんは。
ご返信遅くなりましてすみません。
赤い血の混ざった痰は、きっと上咽頭部の炎症で血が出ている箇所があり、それが痰になっているんだと思います。私もそうでした。
放置しておけば、だんだん血がなくなってきますが、腫瘍の可能性もあるので、一度耳鼻科に行くことをお勧めします。
内視鏡で覗いてもらうと良いと思います。
上咽頭炎についてご相談、宜しいでしょうか?
はい、大丈夫ですよ。
お待ちしています。
ひろゆきさん初めまして、こんにちは
長くなりますが、書き込みさせてください
私は上咽頭炎歴一年半になります
恐らくですが私の場合、受動喫煙で発症したものと思っています
風邪でもないのにある日突然痰だけが止まらなくなりました
当時喫煙環境にいたため上咽頭炎になる一年前に
受動喫煙症を発症しており、それが進行したものと思われます
発症当時は上咽頭炎を見逃され薬ばかり出され3カ月経ってもよくならず、3軒目の病院で上咽頭炎と診断されました
そこから約一年週に2回の通院でBスポット治療、
ラスト2カ月は鼻からだけセルフBスポットを毎日していました
血がつかなくなったので通院と鼻からのセルフも
終了しました
発症当時は痰以外に目眩、吐き気、倦怠感、頭痛の体調不良もありました
現在不調はほぼなく痰も寛解はしたのですが
まだ痰が気になり治療が必要と感じています
最近スマホのライトを口の中にあて
痰を確認したのですがのどちんこの裏から出てきており
透明で泡立った粘度の高い痰でした
(正にひろゆきさんのブログの画像で見た痰と同じです。粘度が高すぎて指で摘んでも切れずにブラブラとぶら下がっていました)
別の病院で内視鏡で見てもらうとはやり
のどちんこの裏に泡が付いているとのこと
以前通院していた病院で塗り残しかと思います
喉ちんこの裏の奥まではやってなかったので
そこで病院を変え週に1.2回ルゴールをのどちんこの裏に塗っていましたが、なんか効きが悪い…
塗ってる場所は悪くないと思うのですが
ルゴールなのと頻度がだめなのかなと
ただのどちんこの裏に塗り残しがあるところまでは
こぎつけたので、自分で喉の奥に塩化亜鉛を
塗ることを決意しました
いまはまだ慣れてないのでのどちんこの裏に塩化亜鉛をつけた綿棒を入れる練習しながら痰の張り付きがある場所を探ってます
最初は反射嘔吐に意識が持ってかれるので
綿棒の入れ方や異物感に慣れるところからスタートです
慣れたらハルトマン氏で毎日2回やるつもりです
こちらのブログでやり方を参考にさせていただきました
ほんとにありがとうございます
ちなみにですがひろゆきさんは一日2回セルフをやるようになってかは何回くらいで痰が気にならなくなってきましたか?もしあれば目安が知りたいです
また、塩化亜鉛を塗るのではなく擦り付けて
擦過しなければいけないという意見もありますが
塗るだけでもいいのでしょうか?
少し強く粘膜をこする感じのほうがいいでしょうか?
今の段階だと綿棒で塗ることはできるのですが
柔らかい紙軸なので擦ることはできていません
(ブログにあった通り、一本目の綿棒は粘液をぬぐい、
2本目の綿棒で粘液に塩化亜鉛を塗っています)
最後にひろゆきさんはほぼ完治ということですが、
いまはもう上咽頭炎は生活に支障ないレベルで
セルフも行なっていないのでしょうか?
長くなりすみません
ご教示いただけますと助かります
何卒よろしくお願いします