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慢性上咽頭炎による気分の悪さを解消する6つの方法

2019年6月1日

喉に引っかかっている痰や粘液の気持ち悪さから解放されたい方は多いと思います。私が5年間の慢性上咽頭炎の経験の中で得たノウハウをご説明していきたいと思います。
※但し、あくまでも一時的なものです。

慢性上咽頭炎から心を落ち着かせる方法

プラスの自己暗示を行う

慢性上咽頭炎での気分の悪さの原因を冷静に分析すると、答えは極めて単純です。

のどの奥に痰が絡みついているだけなんです。

別にガンになっているわけでも無いですし、心臓病になっているわけでもありません。極めてシンプルな病気です。

但し、今までの人生の中でずっと喉に何か違和感がある状態を経験したことがないわけですから、気持ち悪くてたまらなくなり、ネガティブな状態にになってしまうわけです。

さらに厄介なのは、この痰は "無限に生産される痰”であることです。

風邪を引いたときに出る黄色いや緑の痰は、風邪が治ると出なくなりますが、慢性上咽頭炎で出てくる痰は、基本的には透明、もしくは白濁している粘液がベースになっています。

たまに血が混じってる状態もありますが、基本的には痰と言うよりも粘液と言った方がいいのかもしれません。

この粘液が出続けている状態を自分で容認しましょう。つまり、

「自分の体は、唾液と同じように痰(粘液)が喉から出るのが当たり前なんだ」

「喉に何かがある感じなのが、普通なんだ」

という現状を改めて受け入れることです。

さらに

「こんなことで気分が悪くなる必要はない」

「元々、こうゆう体なんだ」と目をつぶって、自己暗示にかけることです。

現状を冷静に受け止めることによって、不思議と心を落ち着かせることができます。

ゆっくりとした呼吸、丹田呼吸を行う

心が乱れてくる、焦る、不安になると呼吸が早くなります。

呼吸が早くなると悪循環に陥って、さらに呼吸が早くなり、呼吸が早くなると心拍数も上昇し、変な想像や喉が気になる状態が増幅し、どんどん気分が悪化してしまいます。

私も過去、過呼吸というものを経験しました。きっかけはストレスによるものです。以前、一人暮らしをしていて、突然立てないくらいの激しい腹痛に襲われたときに床の上で転がりながら、「このまま死んでしまうのではないか」という不安に襲われて、呼吸がどんどん激しくなり、過呼吸の状態になりました。

幸いなことに友人が訪ねてきてくれて、車で病院に運んでもらえたので助かりました。病院では医師からビニール袋を渡されて、それを口に当てて、ゆっくりと呼吸するようにと言われただけでした。

そうすると、あら不思議!3分くらいで落ち着いて元の状態に戻りました。先生からは「過呼吸って、自分が死んでしまうのではないかと思ったでしょう?」「でも、そんなことないから安心してね」と笑いながら言われました。まさに不安が自分自身を追い込んでいたのです。

※ちなみに腹痛は急性大腸炎でした。

激しい運動をしていない状態(平時)で過呼吸になるということは、まさに心因性の病というか、自分で自分を追いつめてしまうことによって発症している状態です。

過呼吸はさらにパニック障害を引き起こす発生させる可能性が高まります。
パニック障害とは突然の動悸や呼吸困難、発汗、めまいなどの身体症状とともに強い不安や恐怖感を伴うものを言います。
パニック発作自体は、だいたい20~30分でおさまりますが、何回か繰り返すと、「また発作を起こしたらどうしよう」という、パニック発作に対する強い恐怖感や不安感が生まれるようになってしまいます。

粘性の高い後鼻漏や痰で気分が悪くなり、それが引き金となって自分で心が乱れそうだと思った時には、まずゆっくりと深く深呼吸をして心を落ち着かせることが大事です。

肺(呼吸)は人間の首から下の内臓の中で数少ない自分の意思でコントロール可能な臓器です。さらに呼吸は自律神経に大きな影響を与えます。

一番お勧めなのは、古来から伝えられている丹田呼吸法です。

まず背筋をピンと正して、天井から頭が吊り下げられていることをイメージします。

慢性上咽頭炎

へその下10cmくらいの位置を意識しながら、6秒かけて鼻から空気を吸い込み、12秒掛けて口から息を吐きます。

この呼吸法を3分~5分程度行うことによって自律神経が安定し、心を落ち着かせることができます。

とにかく大事なのは、普段から呼吸はゆったりと深く行って下さい。これだけでも、かなり気分が改善されるはずです。

合谷、手三里を指圧する

もし痰が喉に引っかかり気持ちが悪くなった場合は、指圧も効果的です。

後鼻漏による気持ち悪さは意識のし過ぎという側面がありますが、喉以外の場所に強い刺激を与えることによって、喉への意識を薄くすることができます。

例えば、もし足裏マッサージに行って、猛烈に痛い場所をグリグリと押された場合、後鼻漏による気持ち悪さは一瞬で消えます。

なぜならば、足裏の痛みの刺激の方が、痰が喉に引っかかっている刺激よりも遙かに強いためです。決して治ったわけではありませんが、このような強い外部からの刺激によって「今日は上咽頭の状態が良いな」と錯覚することもあるわけです。

東洋医学的には、親指と人差し指の間の付け根にある合谷(ごうこく)、肘のそばにある手三里(てさんり)あたりをやや強めにグリグリと指圧することによって、自律神経を落ち着かせる効果があります。

私の場合、粘性の強い後鼻漏が出た時に、ときどき食事後に気分が悪くなってしまったことがあるのですが、その時は素早く合谷をマッサージするようにしています。

マッサージすることによって、かなり気分が改善されますので、ぜひお試し下さい。

音楽を聴く

ほとんどのみなさんは携帯電話を持っているはずですが、スマホ、ガラケーどちらの携帯にも、音楽を入れることが可能です。ほんと便利な時代になりました。

スマホに自分の好きな曲を数曲入れておき、常にイヤホンを持ち歩くようにして下さい。私は常にスーツのポケットに1つ、カバンに1つと合計でイヤホンを2本持っており、いつでも音楽を聴けるようにしています。

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音楽を聴くことによって、やはり意識を背けることができるため、気分の悪さを解消することができます。ボリュームはやや大きめで聴くことにより耳への刺激が強まるため、逆に喉への意識を薄めることができます。

血流を良くする(運動する)

毎日、体を動かすことによって血流が良くなり、体の免疫力を高めることができます。1日20分ほど連続で歩くことによって体内で脂肪の燃焼が始まり、体内の新陳代謝が活性化し、ストレス解消にもなるので、歩くことは健康への第一歩と言えるでしょう。

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上咽頭炎に対する治療効果は間接的ですが、炎症を起こしにくい、免疫力のある体作りという意味では運動は必要だと思います。

軽い運動で十分ですので、毎日継続することが大事です。
事実、私も20分間ほど早歩きをした後は血流が良くなり、後鼻漏による気持ち悪さが軽減できた実感があります。

早寝早起きをする

これも健康な生活の基本なのですが、23時には寝て6時には起きると言った規則的なサイクルを確立しましょう。
可能であれば22時に寝る習慣を身につけた方がいいです。

仕事が忙しくて帰宅が遅い→寝るのが遅くなる→睡眠時間が短くなる→仕事中に眠くなる→でも寝られないので、無理矢理目を覚ますようにする。

これぞまさに悪循環です。かなり体にストレスが掛かっている状態です。眠くなったら仮眠が取れる仕事やそれを許容している会社ならば、まだ良いですが、多くの会社員はそうはいきません。

免疫力を高めるには、睡眠は十分にとってください。

そもそも上咽頭炎になった原因を考える

なぜ、上咽頭炎になってしまったのか。そもそもの原因はウイルスやばい菌の付着なのですが、ウイルスやバイキンを排除できなかった原因は、何らかの原因で体の抵抗力、免疫力が低下していからと言えるでしょう。

抵抗力が落ちていた原因は、仕事の疲れ、ストレス、不摂生な生活にあると思います。特に冬場は乾燥した空気、寒さによって体調を崩しやすいです。

普段から免疫力を高めるように心がけて下さい。

カロリー摂取と寿命について

余談ですが、

a)おなか一杯まで食べる人

b)腹7分目というか、いつも空腹を感じている人

a)、b)どちらが長生きするかというと、ズバリb)になります。

これは実験で実証されていますし、南雲先生が提唱しているサーチュイン遺伝子の話にも繋がりますが、共通点は「空腹感を感じている」「あまり食べない」、この2点にあります。つまり、食べないことによって免疫力アップのスイッチが入って、長寿に繋がっているとも言えるかもしれません。

※もちろん、あまり食べないと言っても、野菜、魚などの栄養バランスを考えて食べる必要はあります。

上咽頭炎になると気分が悪くなって、私の場合は食事量が半減しました。夜ご飯の白米はお茶碗半分以下の量です。

先日、ふと思いついたのですが、上咽頭炎になると痰が引っかかって気持ち悪くなり食べる量が減るわけです。「これは体が免疫力を高めるために自ずとそうしているのではないか?」と考えるようになりました。確かに体重が減って、空腹を感じるようになり、以前よりも免疫力が高まった気がします。

風邪を引きにくくなったのは、上咽頭炎の粘液によって風邪ウイルスが咽頭部に付着しにくくなったからと考えていますが、一方で免疫力もアップしているのではないかと考えています。

ただ残念なことに慢性化した上咽頭炎は、免疫力を高めるだけでは、もはや治すことができない状態です。


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これから患部を直接治療する方法を詳細に説明していきたいと思いますので、引き続きこのブログをお読み頂けたら幸いです。