ペルテソン式、ハルトマン式の咽喉綿棒に脱脂綿の巻く方法

2019年6月1日

前回、ペルテソン式、ハルトマン式の咽喉綿棒(いんこうめんぼう)を入手された方は、次に脱脂綿(だっしめん)を買ってきて下さい。

購入する脱脂綿は、近所のドラッグストアで売っている普通の医療用の脱脂綿(カット綿)で大丈夫です。滅菌や除菌してあるものならBetterですが、別に普通のものでも問題ありません。

脱脂綿は、大きなシートのものを買うようにしてください。
※既に小分けでカットされているようなモノ、綿球はダメです。


あと一緒に、リステリン・トータルケア(紫色のもの)も併せて購入して下さい。

リステリン・トータルケアは市販品で塩化亜鉛(えんかあえん)が配合されているもの中では、最も入手しやすい薬剤だからです。リステリン・トータルケアを実際にBスポット治療をする際のメイン薬剤として使います。

今回は、その前に最も重要な作業である脱脂綿の巻き方についてレクチャー致します。


咽喉綿棒に脱脂綿を巻くコツ

脱脂綿を1つ巻くにしても、かなりのノウハウとコツが必要になります。この巻き方を間違えると、上咽頭を傷つけたり、効果が薄かったりしますので、この技術をよく習得して下さい!

ポイントは

根本は薄目に巻き、先端を厚めに巻く

ということです。

咽喉めんぼうの先端に脱脂綿を厚めに巻くことができれば、薬品を多く染み込ませた脱脂綿を患部に当てることができるため、治療効果がアップしますし、真ちゅう製の綿棒の先端部分を脱脂綿で保護できるため、咽頭内を傷つける恐れもなくなります。

逆に言うと、先端部分の厚さが不足していると、咽喉内を傷つけて、出血する事態を招くことになります。

一方で「根元」の脱脂綿については、薄すぎてもいけません!
根元というのは、ちょうどカーブしている部分になります。

ここには適度な薄さが必要になります。

なぜならば咽喉綿棒で怖いのは、湾曲している根本の部分に脱脂綿を定着させるための切り込み(スクリュー)が入っており、それが彫刻刀的な感じで鋭くなっているため、その部分を脱脂綿で巻いて保護しておかないと、咽喉綿棒を上咽頭へ押し込んだ時に、ちょうど湾曲している部分がむき出しで当たると、のどちんこの裏側あたりを傷つけて、出血してしまうおそれがあるためです。

こられの注意点を念頭におきながら実践編開始です。

まずは脱脂綿をちぎり取りましょう。
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脱脂綿は適量をちぎる

この“適量”を説明するのが難しいのですが、添付している写真くらいの分量をちぎるのが理想です。

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脱脂綿の形は四角でも三角でも良いです。とにかく適正量をちぎり取るようにしてください。少なすぎるのは絶対だめです。

根元から脱脂綿を巻き付けていく

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脱脂綿を適量ちぎったら、次に脱脂綿を咽喉綿棒の根元からきつめに巻き付けて、上がっていきます。

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ギュッ、ギュッと力を入れて、脱脂綿を咽喉綿棒の根元から巻きつけていきます。

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この時に根元のスクリュー状になっている部分を完全に隠すようにして巻いていきます。

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こんな感じです。

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根元さえうまくカバーできれば、あとはやはりギュッ、ギュッと力を入れてさらに上に巻いていきます。

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最終的には、先端部分が余裕をもってはみ出るくらいの長さになるように力を調整しながら、脱脂綿を巻いていきます。

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こんな感じで、先端部に余裕を持たせます。

先端部分を大きくし過ぎると、今度はのどちんこ経由で脱脂綿を上咽頭部へ入れようとした場合、かなり入れずらくなります。ですので、「適度な大きさ」が大事になります!

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これが最終完成形です。

次回は、この咽喉綿棒に薬剤を浸して、上咽頭部へのBスポット治療の解説を行いたいと思います。