私が上咽頭炎、後鼻漏になったきっかけと経緯、原因

2018年6月5日

上咽頭炎、後鼻漏になったきっかけと経緯、原因について

不幸な病である上咽頭炎。この病気にかかって5年が経ちました。何度も耳鼻科に通って、治療に数十万円も使いましたが治らず、あきらめて共存の道を歩んできました。ただ最近になり、やはりスッキリした人生を取り戻すべきだと感じ始め、治療を開始。さらにこのブログを開始することによって、上咽頭炎治療の知識をみなさんと共有すべきだと考えるようになり立ち上げました。それでは、私はこの不幸な病気になった経緯を書いていきたいと思います。

上咽頭炎になったきっかけ

きっかけは2009年11月に遡ります。普通に風邪を引いてしまい、一週間くらいしたら治ったのですが、なぜか痰だけは引き続き出るような状態が続きました。

上咽頭炎

通常、今までは痰が出たらムコダインという痰を切る薬を飲むことによって、見事に完治してきたのですが、今回はムコダインが効かない状態でした。いくらカーっと喉を鳴らしても、痰がいくらでも出てくる状況は生まれて初めてだったため、とにかくどうにかして以前のようなノーマルの状態に戻したいと思いました。

痰には血が混じっていたり、黄色かったりしていたので、とにかく「何らかの病気になっている」という認識はありました。ということで、いろいろネットで調べてみることにしました。

まずは自己診断

痰が出る症状を調べてみると、まず出てくるのが副鼻腔炎です。
副鼻腔炎とは、副鼻腔内に膿が溜まることによって、ダラダラと鼻から、もしくは喉へ痰のようなものが落ちてくるという病気です。
専門用語では「後鼻漏」と言います。
もっとも理に適っている病気なのではないかということで、副鼻腔炎、もしくは後鼻漏を治療する目的で耳鼻科に通い始めました。

耳鼻科に8軒行ってみた

とにかく知り合いに聞いて、評判の良いい耳鼻科や名の通った耳鼻科に通ってみました。
神田にある有名な神尾記念病院の耳鼻科にも行きましたが、結果は異常なし。
大学病院にも行ってきました。レントゲン、CT、鼻腔内視鏡、全ての検査を行いますが、医師は口々に「異常はありませんねぇ」というばかりです。「じゃー、先生、この痰はいったい何なのでしょうか?」と逆に質問しても、「うーん・・・」とお茶を濁すばかりで、全く痰が出る犯人が分かりませんでした。

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よく言われたのが、「喉に鼻水が落ちてくるのは、普通でもあるので、気にし過ぎなのでは?」との回答。→ 後にこの回答は「医者の知識不足」であることの言い訳であると判明しましたが・・・

とにかくよく薬を貰いましたが、種類としては定番のムコダイン500mg、ムコスタ錠100mg、クラリス錠200mgやクラリシッド錠200mgなどの抗生物質、及び痰を切る系統の薬ですが、全く効果がありませんでした。合わない薬を飲むだけ体に悪いので、良くなかったと今は反省しています。

後で分かりましたが、現在の耳鼻咽喉科の大学の授業では、上咽頭炎をほとんど教わることがなく、医師自体が上咽頭炎という病気を知らないため、原因不明として終わったり、上咽頭炎(後鼻漏)の治療ではない方法を処置されたりします。従って上咽頭炎の患者になってしまった場合は、このあたりを充分に注意しながら医師と接する必要があります。もし納得できない場合は、セカンドオピニオンを求めて良いと思います。セカンドオピニオンは、経験のある年を取った耳鼻科医の方が良いかもしれません。

話を戻しますと、私の場合、各医師から受けた治療や薬がことごとくはずれたため、西洋医学では効かないと判断し、東洋医学に助けを求めたこともありました。鍼灸、ツボ、マッサージ、最後は漢方薬で仕上げです。漢方薬は六君子湯等を1ヶ月くらい服用してみましたが、結局効果がありませんでした。

医者に行って原因が分からないと人間、どんどん不安になります。もしかしたら耳鼻咽喉科では原因が分からないのではないかもしれない。つまり他の病気の可能性を考えることにしました。

上顎洞炎の可能性

当時、右上の奥歯が痛むという現象が時折発生していました。この件に関しては歯科ネタを書くときに詳しく書きますが、情報収集してきた中で、もし奥歯の根本に膿が溜まっていて、その膿が原因で上額洞内に膿が溜まり、痰として出てくるという現象があり得るとのことでした。

そこで歯医者にも行ってみました。歯医者ではレントゲンと問診、触診を行ってもらいましたがこちらも異常は見られませんでした。当時は上額洞から粘液が上がってきて、痰として出てきていると思っていたため、歯科での診察結果に納得がいきませんでした。そこで上額洞内を内視鏡で観察してもらえる病院を探したりもしましたが、やってくれる病院が限定されており、かなり費用と手間が掛かるので見送ることにしました。


精神的に追い込まれる時期が来る

ネバネバした痰が恒常的に出るというのは、喉の奥がずっと詰まった状態で、いつまで経っても喉がすっきりしないということなのです。痰の色は風邪から回復したばかりの時は黄色っぽい場合もありましたが、風邪が治ると透明か白色になります。さらに痰がネバネバを通り越して、イカそう麺のようになることも多々あります。喉でイカそうめんが詰まっていれば、かなり気持ち悪いことは容易に想像できると思いますが、その状態がずっと続きます。

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つまり、喉に違和感がある状態が継続的に続くわけなので、非常に不快です。とにかく喉に何かが詰まった感じがするので、息苦しさを感じたり、気持ち悪く鳴りやすくなったり、胃に不快感を覚えたり、それが原因で心臓の鼓動が聞こえたり、とにかく精神的に追い込まれていきます。

血痰が出た!→ 胃ガンを疑う

追い打ちをかけるように、血痰が出るようになります。
真っ赤な痰が出ることもあれば、オレンジっぽい場合もあります。どこから血痰が出るのか、当時はさっぱり検討もつきませんでした。

血痰が出る原因をネットで調べていくと、胃ガンの可能性が書いてあります。後鼻漏により気持ち悪くなりやすくなっているなかで、胃が気になると自然に胃も痛くなるようになり、ここでも悪循環に陥りました。

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胃ガンだったら一大事なので、大学病院でMRIと胃カメラの検査を行いましたが、結果はもちろん白(何でもありません)でした。

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ある日から電車に乗れなくなった

痰の苦しさのためか、ある日から電車に乗るが非常にプレッシャーに感じる状態になりました。

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おそらく電車内では痰をカーっとやるわけにもいかず、痰が出てきた場合は唾をごっくんと飲む込むように喉に力を入れてから痰を口へ押し出す必要があるため、非常に喉に違和感を覚えます。
言い換えると、この感覚は「嘔吐の感覚」に近いわけです。

いつ嘔吐するか分からないとのプレッシャーを感じると、イコール、電車に乗るプレッシャーにすり替わるため、電車恐怖症になってきたわけです。これは一種の精神病状態、ある意味「パニック障害」とも言えます。

しかしながら、通勤で電車に乗らないわけにはいかないわけですから、これは大変です。電車に乗っていると精神的に追い込まれて気持ち悪くなってしまうため、酷いときには降りる必要もない駅で降りたりして、気持ちを落ち着かせてから再度乗ったりしていました。

しかしながら、電車に乗る=気分が悪くなるという公式ができ上がってしまうと、もう大変です。自律神経失調症みたいな状態にもなりますし、精神的不安定さから過呼吸にもなって、電車から降りて駅のホームにあるベンチに横たわったりもしていました。朝の通勤ラッシュの時間帯にベンチで寝ているサラリーマンは珍しいので、倒れている私を横目にみながらサラリーマンたちは白い目で「こいつ大丈夫か」という感じで一瞥していました。

こんな状態まで追い込まれると電車通勤できないので、会社の近くにアパートを借りてそこから歩いて通勤するかとも本気で考えたこともありました。ただこんなことで妙なコストアップになるのはまっぴらでしたから、どうにかして克服する方法を身につけないといけないと思っていましたし、痰が原因な訳ですから、この痰をストップさせるにはどうすれば良いかを追究していかなければならないと強く感じるようになりました。

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克服方法:音楽でリラックス

電車恐怖症は精神的なものが原因であると客観的に考えて分かっていたので、まずはどうやれば電車を乗ることに対して恐怖を感じなくなるのかと考えました。つまり気を紛らわす方法です。

電車内で本を読む、新聞を読むという方法もありますが、この方法ではそもそも読む気にならないので、却下でした。

簡単に気を紛らわせる方法としては、音楽がベストであると思います。全ては精神的なところから来ているので、とにかく精神を安定させるにはイヤホンを付けて、やや大きめの音量で大好きな音楽を聴くようにします。音楽に集中すると他のイヤなことを想像しなくなるため、後鼻漏によるストレスから一時的に解放してくれる効果があります。

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ただ、そうは言っても後鼻漏は継続しているため、ポケットにティッシュを入れておくことは必須です。イカそうめんのような痰が出ると飲み込んだ際に気管と食道の近辺にへばり付き、窒息の危機に陥るため、とにかく出さないといけません。

このように私の場合は電車に乗るときは、音楽+ティッシュで一時的に凌ぎました。徐々に後鼻漏状態に慣れることによって精神的な状態も安定し、約半年くらいで上述の状況を克服することができました。

とにかく辛い上咽頭炎ですが、頑張れば治療することもできます。
このブログでは、上咽頭炎を治す方法について、詳細に解説していきたいと思っています。

上咽頭炎を治すヒントがあるかも


咽頭捲綿子(ハルトマン氏) 225mm

知られざる後鼻漏 鼻から始まるその不快感の正体とは