上咽頭炎と副鼻腔炎の違い10項目

上咽頭炎と副鼻腔炎の違いを見極める!

喉に痰や粘液が落ちてきたからといって、それですぐに上咽頭炎と決められるわけではありません。医者でさえよく間違えますし、間違えた診断のまま治療を受けていても、改善されるわけがありません。患者である我々自身が冷静に症状を分析する必要があります。

そのためのツールとして、比較表を作成してみました。

上咽頭炎と副鼻腔炎の比較表

上咽頭炎 副鼻腔炎
羅患場所 上咽頭部(Bスポット) 副鼻腔
状態 Bスポットに炎症が起きていて、粘液(鼻水成分)が喉に流れ落ちてくる 副鼻腔内に膿が貯まっている。副鼻腔内から膿が排出できない。
症状 ・喉の奥に痰、粘液が落ちてくる
・頭が重い
・肩凝り
・耳閉感
・耳鳴り
・めまい
・緑や黄色の痰が出る。
・頭を下げる、逆立ちすると頭痛がする。
・頬の回りが鈍痛、重い。
・眼球が痛い。
鼻水や痰の色 透明、白濁色、血が混じった痰 緑、黄色
原因 上咽頭部にウィルスが、細菌が定着してしまうため 副鼻腔内にウィルス、細菌が貯まる
レントゲン、CT 映らないので、内視鏡による実査が必要。 副鼻腔内に膿が白い影で映る
抗生物質
の効果
ほとんど効果なし 効果あり
治療方法 ・Bスポット治療
・ミスト療法
・抗生物質投与
・上顎洞穿刺洗浄
効果のある薬 塩化亜鉛 ジスロマック等のマクロライド系抗生物質の少量長期投与
完全治癒
までの期間
Bスポット治療で約1ヶ月~3か月 即日~1週間ほど
治療しないで放置した場合 ・喉に痰が恒常的に流れてくる。直接、命に支障はない。但し、寝たきりの場合、痰が気管に詰まって窒息死する可能性は否定できない。
・自律神経が不安定になる。
・精神的に不安定になる可能性有。
・Iga腎症のリスク有。
・副鼻腔内に膿が貯まることによって、眼痛、頭痛が発生。最悪の場合は、失明、脳炎になり死亡の可能性もあり。
・慢性蓄膿症になり、集中力の低下、口臭がくさくなる等の弊害が発生する可能性有。

上咽頭炎か副鼻腔炎かを簡単に見極める方法

医者でもない素人が、上咽頭炎か副鼻腔炎かを簡単に見極めるなんてできるのか?と思うかもしれませんが、個人的にはできると考えています。

非常に簡単でして、頭を下に向けた時に、刺すような頭痛がする場合は、副鼻腔に相当膿が貯まっている状態なので、副鼻腔炎を疑って下さい。この場合は、上顎洞穿刺洗浄か、ジスロマック等の抗生物質を飲む必要があります。