Bスポット治療、上咽頭炎特効薬!塩化亜鉛を入手する3つの方法
塩化亜鉛とはどんな薬なのか?
上咽頭炎、後鼻漏には、直接炎症を起こしている部分にアプローチしていくしかありません。炎症を起こしている部分に塗る薬で特効薬は「塩化亜鉛」と言われています。
塩化亜鉛には、たんぱく質を変質させて血管や細胞組織を収縮させる収斂作用があるため、患部を「焼く」ことができます。
つまり、塩化亜鉛で組織を治すのではなく、異常を起こしてしまっている組織の部分を切り捨てるわけです。異常(後鼻漏)を起こしている患部が消滅すれば、あとは正常な組織が増殖して回復することになります。
耳鼻科医では一般的に1%の塩化亜鉛溶液を作り、それを上咽頭部へ塗付することになるのですが、塩化亜鉛自体が劇薬指定であるため、気軽に薬局で買えるものではありません。
一般人が自己治療のために塩化亜鉛を入手するには、工夫が必要になります。それを今から解説します。
塩化亜鉛を薬局で購入する
身分証明書を見せれば、塩化亜鉛そのものを購入可能な薬局もあるようですが、場所によって対応が異なるみたいなので定かではありません。友達や親しい知り合いに薬局を経営している方がいれば、恐らく入手可能なのかもしれませんが、一般人には難しい方法であると思います。
塩化亜鉛の原液を入手しても、そこから希釈して0.5%~2.0%の溶液を作る必要があるため、理科実験のようにビーカー等で正確に塩化亜鉛と純水を混ぜる必要があります。これにはかなり手間がかかりますが、塩化亜鉛そのものでBスポット治療ができるため効果は高いです。
アストリンゴゾール Astring O Sol
アストリンゴゾール(Astring O Sol)は、グレクソ・スミスクラインで発売していた うがい薬です。イソジンなどと比較するとかなり知名度が劣りますが、効果はてきめんです!
原液で使用すると確実に口腔内が爛(ただ)れるため、通常、うがいで使用する場合、水で9倍ほど希釈して使用します。
アストリンゴゾールの原液は透き通った黄金色ですが、水と混ぜると白濁した液体になります。
原材料は、
(100mL中)サリチル酸メチル 4.615g、添加物としてミルラ流エキス、塩化亜鉛、無水クエン酸、エタノールを含有します。
となっています。塩化亜鉛の記載順位が3番目のため、市販されている薬品の中では、塩化亜鉛の含有量が最も多いと思います。
従って、上咽頭炎、後鼻漏を治したい方にとっては、救世主的な薬になります。いかにも病院的な臭いのする薬であり、刺激がかなり強いので、初心者にとってはかなりハードルが高く辛いですが、一番最初に試すべき薬となります。
アストリンゴゾールは原液に近い濃度で使えば使うほど、効果が高いのですが、口腔内の粘膜が火傷するほどただれる状態になります。咽頭綿棒に脱脂綿を付けて、そこにアストリンゴゾールを浸して、Bスポット、いわゆる上咽頭の炎症部分までダイレクトに到達できるテクニックがあれば、ぜひ原液塗布をチャレンジして欲しいところですが、のどちんこやのどちんこ裏側のところに脱脂綿が当たってしまうと、Bスポット以外の場所にダメージを与えてしまうため、非常に注意しなければなりません。
私自身、一度原液で試したことがありますが、やはりのどちんこの裏にあたってしまい、患部以外の場所がただれてしまいました。
口腔内は粘膜のため、ダメージを与えてしまっても比較的早く回復しますうが、やはりピンポイントに当てた方が良いので、初心者の方は薄目の溶液、もしくは下記のリステリントータルケアを脱脂綿に浸して、咽頭綿棒で微妙に探りながら、自分の上咽頭炎が右なのか、左なのかを丁寧に患部の位置を特定しておく方が良いと思います。※別の記事で詳しく書きますが、脱脂綿が患部にヒットすると痰や血が付きます。
こんなにも良い薬であるアストリンゴゾールですが現在は発売中止になっており入手することが不可能です。もしネットオークションか海外旅行に行った時にドラッグストアなどで購入できる機会があれば購入すべき薬品です。
※2017年9月更新
Amazonで購入できるようになりました!
なお、私は通常2倍から3倍に希釈して使用していました。
リステリン トータルケア
有名なリステリンシリーズの1つで、紫色をした液体歯磨きです。トータルケアというだけあって、歯石の沈着防止や除去が一番売りの機能になっていますが、歯肉炎予防の観点から塩化亜鉛も配合されています。
リステリン トータルケアの具体的な成分は以下の通りです。
(溶剤)エタノール、(湿潤剤)ソルビット液、(着香剤)香料<ミントタイプ>、(薬用成分)1,8‐シネオール、塩化亜鉛、チモール、サリチル酸メチル、ℓ-メントール、(溶解補助剤)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(保存剤)安息香酸、(矯味剤)スクラロース、サッカリンナトリウム、(pH調整剤)安息香酸ナトリウム、(着色剤)赤102、青1
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綺麗な紫色のリステリン トータルケア
液体自体は甘みがあるため、非常に使いやすいですが、塩化亜鉛の含有量は、アストリンゴゾールより少ないと思われます。但し現在、市販されている塩化亜鉛含有薬品の中では最も気軽に購入できるものになっています。
以下は塩化亜鉛が含まれていませんが、上咽頭炎に効果があると言われている薬品です。
大正 ルゴール ピゴン(番外編)
大正製薬から発売されている濃い茶色の液体うがい薬で、イソジンっぽい感じのものです。比較的に薬局で売っていることが多いため入手は容易です。売場にあるというよりは、カウンター内にあることも多いので、探す時間を考えたら、すぐに薬剤師か店員に聞いた方が良いです。
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【第3類医薬品】大正ルゴール ピゴン(30g)
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扁桃腺炎・口内炎に!甘味な風味!というキャッチフレーズみたいですが、まさに味は甘めで刺激も全くないため、患部への塗付は容易です。Bスポット治療薬として、ネット上では使用して効果が出た方もいるみたいですが、成分は、100g中(成分/分量)ヨウ素/0.5g、ヨウ化カリウム/1.0g、濃グリセリン/45.5g、ハッカ油/0.02g であり、特効薬と言われている塩化亜鉛は含まれていないため、人によって効果が異なると思います。
リステリン オリジナル
言わずと知れたリステリンの茶色いバージョンのものです。上級者向けというキャッチフレーズになっている通り、リステリンシリーズの中では最も刺激が強く、これぞリステリンというものです。刺激は最大ですが合成着色料を使っていないので、可能であれば極力オリジナルをお勧めします。
なお成分内には、塩化亜鉛は入っていませんが、消炎剤、殺菌剤は含まれています。
成分:(溶剤)エタノール、(薬用成分)1.8-シネオール、チモール、サリチル酸メチル、L-メントール、(保存剤)安息香酸、(溶解補助剤)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、(PH調整剤)安息香酸ナトリウム、(着色剤)カラメル
このリステリン オリジナルの原液をそのまま上咽頭炎の患部に塗布します。私自身も試しましたが、上記アストリンゴゾールの原液に匹敵する強力な刺激!但し、その後は上咽頭部が非常にスッキリしました。
リステリン オリジナルを洗口液として30秒くらい口に含んで吐き出すと分かりますが、口内粘膜が剥がれ落ちて茶色い組織の固まりが出てきます。これは一種の収斂効果によるものと考えていますが、いずれにしてもリステリンは強力な殺菌と消炎作用があるため、かなり効果がある感じがしました。
個人的には、リステリントータルケアが味も良いですし、そんなに沁みたり痛かったりしないので、良いと薬品であると思います。
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ディスカッション
コメント一覧
興味深く、記事を拝見させていただきました。
これほど多くの皆さんが上咽頭炎に苦しんでいるのですね。
私も20代からこの症状に苦しみ、40代半ばになった今でもBスポット治療をしてくれる耳鼻咽喉科へ2週間おきに通院しています。
私が運がよかったのは、初めて行った耳鼻咽喉科がBスポット治療をしてくれる院長がいたことです。
はじめは風邪かと思い内科へ行き、薬も飲みましたが、耳の奥の痛みがよくならない。ひょっとして中耳炎かなと思い、ここへ来たと内科医に風邪と言われて処方された薬(クラリス錠など抗生物質など)を見せたところ、これじゃあ治らないと言われました。
確かに、風邪の症状はよくなっても、耳にひびく痛みと、つばを飲み込むと沁みて激痛が起こる症状はそれほどよくならず、困って耳鼻咽喉科へ行ったのですから。
そこで耳の中を見てもらっても中耳炎ではない、院長が耳の後ろと顎の境に親指でぐっと押したら、ひびくような痛みが~
これで、上咽頭炎だと言われました。
ここからBスポット治療が始まり、塩化亜鉛液がついた綿棒2本を左右の鼻の穴に入れて患部を消毒(焼く)し、その綿棒にどれくらい血がついているかを確認。
綿棒が血だらけ。この時点でけっこう沁みて痛い!
ここから本番、塩化亜鉛液をしみこませた綿を巻き付けた器具で大きく口を開けたところから上咽頭炎の患部へジュジュ~~と左右にぐりぐり…
ジンジンと、とてもとても痛いもので、大人も涙がでるほどです。
その後、ネプライザーして治療は終わり。
この時は炎症が酷かったのでステロイド剤で炎症を叩くと言われ、4日間服用しました(強めの薬の為、普通の耳鼻咽喉科だと処方しないようです。なので、1週間後には必ず経過確認の為、受診するよう言われます)
結果、4日後にはだいぶよくなりました。
(黄色い痰が出ている場合は、粘液を取って悪さしている菌の種類を調べて、その菌に効果が見込まれる抗生物質がでることも。上咽頭炎だけなら抗生物質は処方されません)
Bスポット治療を行った当日は、ボーっとしてだるくなるのですが、2~3日経つと楽になってきます。
はじめの頃は、よくなったと思って通院を辞めてしまっていましたが、3か月ごとに症状を酷くして病院に行くことになっていた私を院長が見て、完全に治るのは難しい症状と言われ、真面目に通うようになりました(通院の頻度がよくわからなかった)
はじめの頃は1週間に1度、症状がよくなって来れば2週間に1度、1か月に1度になった時にはうれしかったのですが、数か月後に職場で忙しい仕事にまわされ、また上咽頭炎が酷くなり…の繰り返しです。
過度なストレスがかかると比例して上咽頭炎も酷くなる!というのもわかりました。
5~6年くらい前から、塩水(生理的食塩水)鼻うがいの効果があるとわかってきたのか、鼻うがいをするよう厳しく指導されています。
寝起き・出勤後・昼過ぎ・帰宅後・就寝前の1日5回程度鼻うがいをすることで、症状が前よりも安定してきています。
上咽頭炎については、私の友人の中にも同じ症状でツライ思いをしていて、ナント!「心の病気」と言われたこともあったということで私が通っている病院を進め、そこでBスポット治療をしたことで、症状が好転したようです。耳鼻咽喉科の医師でもこの炎症については無知な方も多いんだなと感じました。
またこの治療をしてきてよかったことは、中学生から悩んでいた主婦湿疹(指や手のひらに水泡のような湿疹ができて痒い。水泡が割れるとさらに痒い)の症状がかなり好転してきたこと。Bスポット治療を続けながら、こちらも皮膚科で治療を受け、ステロイド剤の塗り薬を塗り続けいましたが、今では一番軽めの薬に変わり、さらに調子が良い場合はプロペトという保湿剤を塗るだけでよくなったことです。
私の経験上、上咽頭炎は免疫に関係しているいろんな病のもとになる症状なんだろうなと思ってます。