水分補給と後鼻漏粘液粘度の関係

2015年4月15日

後鼻漏がなぜ辛いかというと、喉に落ちる痰のせいであり、その痰がネバネバしているほど、気分が害されます。一方で痰の粘度が低ければ、例えば極端な話、唾液と同じ粘度であれば、苦しくなるわけがありません。

上咽頭炎の患者に対して耳鼻科医がよく「気にし過ぎだから、気持ち悪くなるだよ」「気にしなければ大丈夫」というのは、粘度の低い後鼻漏を想定しているのかもしれません。もしかしたら、しょせんは他人事で何も考えていないからこそ言える発言かもしれませんが(笑)いずれにしても、後鼻漏になったことがない耳鼻科医には、この辛さは分かってくれないでしょう。何事も経験や体感をしないと本当のことを知ることができないわけです。

話を戻して、後鼻漏の粘度が高いのが問題の1つであれば、逆に粘度を低くさえすれば良いわけです。ミスト(加湿器)で上咽頭部に蒸気を通すと楽になるのは、粘度が低くなるからとも言えます。

今回は根本的に後鼻漏の粘度を低くするための方法を考えてみましょう。

水分補給を積極的に行ってみる

後鼻漏の粘液の元々は体液から作られています。体液とは血液です。話は単純でして、要するに体液中の水分量を増やすことによって後鼻漏粘液の粘度が低くなるのではないかという仮説を考えることができます。

では、どのくらいの水分を補給すれば良いかですが、1つの目安は尿です。おしっこをした時に黄色が強く出ているのであれば、水分が足りていない思います。一方で透明に近い尿が出ているのであれば、血中の水分が多いと言えます。

水分補給は、白湯か水で行うのが一番お勧めです

体内への水分吸収を考えるとスポーツ飲料が適していますが、糖分がかなり入っているため、汗をかいていない気温でスポーツ飲料を飲むはお勧めできません。あとコーヒーや紅茶などもカフェインが含まれているため、あまり良くないと思います。一番は水です。

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午前中にコップ1杯(300ml)くらい、午後にもコップ1杯の水を最低でも飲むようにしてみて下さい。
もちろん一気に飲む必要はありません。喉が乾いていない時のお水って以外と飲めないものなので、少しずつゆっくり飲んで下さい。

私の場合、この方法で楽になりました

水分補給を積極的に行なってみたところ、やはり後鼻漏の粘度が結構下がったような感じがします。

実施する前の粘度を100とすると、積極的に水分補給した後は60くらいになったイメージです。確かにそれなりに粘度はありますが、あまり気にならないレベルになりました。

感覚的には相当、楽になった感じがしました。

簡単に実施できる方法なので、苦しんでいる方はぜひ試してみて頂きたいです。